KIKOが三線をはじめたのはエイサーから。
エイサーの地謡をするために
毎夏沖縄本島へ通って三年目、
その半年後には
KIKOの住民票は東京都大田区から
それから15年
県内のリゾートホテル、沖縄料理屋、イベント出演
県外ライブ、海外へのツアー
毎日のように唄っているので
2000回はステージに立っている計算になる
沖縄民謡のみならず琉球古典音楽にも傾倒し
ロックバンド出身の得体のしれない
東京から来たおねーちゃんは
沖縄民謡の師範免許、古典音楽の教師免許まで
その間、定期的に出演していたのは
沖縄市・コザのまちに店を構え
今年創業50周年を迎え、現存する沖縄最古の
民謡クラブとなった「なんた浜」
大ヒット曲「なんた浜」「ちむがなさ節」で
おなじみの饒辺愛子さんの店だが
この店で唄っていた沖縄民謡界の巨匠の名前は
枚挙にいとまがない
そんなサラブレッドのような
正統な沖縄民謡の殿堂「なんた浜」で
血統書付けてもいいくらいのノラ猫「KIKO」が
伝統的な曲ばかりを収録したCD「琉宝歌」(りゅうか)の
発売記念ライブをおこなう。
そんな珍しい機会はあまり無いので
(おそろしくて二度とはできません・・・(;^ω^))
ご都合つく方は是非にゼヒにご来場ください!
KIKOの沖縄民謡キャリアの多くをしめる
お世話になりっぱなしの「なんた浜」
CDはそうしょっちゅう出せるものではないので
今回勇気を振り絞って、一世一代の挑戦です。
どうか皆様、80席の広いなんた浜を
満場のお客様でいっぱいにしに来てくださいませ!!
しかまち・カンパチ・中の町、なわたし
ビビりすぎの余り、これまでお世話になってきた
偉大な先生&先輩方にゲスト出演をお願いし
さらにさらにお世話になっちゃいます!!(;^ω^)
どうですかこの豪華ゲスト!!!!!!!!
ボーダー(境界)を超えてやってきたKIKOならではの
ボーダーレス(境目なき)な各方面の偉大な方々。
三線の縁(えにし)を結んでいただけた
ありがたき先輩方・・・・
□特別ゲスト(順不同)
饒辺愛子「ちむがなさ節」「愛の村情話」「ホームの母」「なんた浜」
照屋まさお「チョンチョンキジムナー」「トゥルルンテン」「照屋政雄三線店」
島袋英治「国指定重要文化財組踊保持者」「沖縄伝統音楽野村流/湛水流保持者」
内間悦子「八重山古典民謡伝統協会師範」「琉球古典音楽野村流音楽協会師範」
仲宗根宗清「琉球民謡弦生会名誉会長」「廃藩ぬサムレー」
胃に穴が開きそうなほど
気を使ってお願いしただけあり
皆様気さくに快諾してくださいました!!
ほんとうにありがたいことです。
偉大な方たちというのは、活動がマメなのだと
今回そんなことも学ばせていただく次第・・・
熱意だけの私ごときのお願いですが、きいてくださる・・
広~いお心の愛を感じます💖
CD発売記念ライブ当日は
もう舞い上がって、準備していたことも
話し忘れたりしそうなので、
ライブをより楽しむ前知識としても
ここで先にゲストの皆様をご紹介しましょう!(⌒∇⌒)
饒辺愛子さん☆彡
今をさかのぼること21年前、はじめて買った沖縄民謡CD
マルテルレコードのものに饒辺愛子さん唄う「なんた浜」
が収録されてまして、最初に恋に落ちた曲となりました!
愛子さんはこの曲のヒット後、民謡クラブなんた浜をオープンし
ワンオーナーで今年50周年を迎えます。
半世紀以上透明感のある声を保って
現役唄者であるってものすごいんじゃないですか!?!?
その長い経歴の中で、わたしとかかわっていただいているのは
たかだか15年ですが、、、器の大きいアーティストから
あふれ出てくるエッセンスを浴びつつ
現在まで成長できたこと、感謝です。
お互い変わり者で、話の通じないことも多々ありました
でもやっと、下手なりにも形が残せるようにわたしがなった今
今ならわかる。母のように見守ってくださったこと。
このライブでは感謝を込めて伴奏をさせていただきます。
一生の思い出つくります。
照屋まさおさん☆彡
「チョンチョンキジムナー」や映画「ホテルハイビスカス」父ちゃん役で
コミカルなキャラクターが前に出てくる政雄さんですが
歌創り、タレント性の裏には、三線職人・(元)琉球古典音楽師範・
空手柔道のたしなみもあり、どれもが玄人の間でも到達できないところまで
達しているという、まさに「超人」。シュールな方です。
そしてわたしの沖縄民謡での最初の先生です。
あまりにシュールな教授方法ゆえ、10年師事したのち、
距離をおいていたら破門されました。
しかしそれもまたまさお先生の生き方。
言いたいこともありますが、破門されたゆえに、
辛くはありましたが、自立のスピードが速まりました。
昔教えていただいたたくさんの知識
虎の子を谷底へ落とすごとくのスパルタ教育
結果良ければまあ良し(;^_^A
いただいた御恩には絶大に感謝しております!!
その感謝を形に、先生と一緒に楽しく一曲お届けします!
島袋英治さん☆彡
私KIKOの、琉球古典音楽の師匠、なのですが、、、
こんなに実績のある、偉い先生とは、知るほどに恐れ入ります。。
国立劇場おきなわで組踊の指導をしたり、
野村流音楽協会、湛水流保存会の重鎮であったり、、、
しかしその広い知識とお心をもって
沖縄民謡やロックンロールを経由して古典の世界へやってきた
異端児のわたしを受け入れ、導いてくださいます。
整理整頓が行き届いている英治先生の美しき三線世界に触れ
古典音楽へ深くはまってゆき、古典芸能最高峰の組踊にまで・・
英治先生主宰の「英弦会」で今年組踊地謡デビューさせていただきます!
今だから話せますが
伝説の舞踊家さんの嫡子と結婚する予定があった時のわたしは
さあ今、以前より興味があった古典音楽の教養を身に着ける時!
と、一番熱心に教えてくださる先生と思い門をたたいたものの
新人賞が取れればそれで良いとおもっていたのに
それまで知らなかった琉球古典の高みに触れさせていただき
教師免許を取るまで入れ込んでしまいました!
琉球古典音楽の高み・極み、その片鱗をご披露いただきます。
凜とした唄三線が、情けの民謡クラブに響く珍しい機会です。
内間悦子さん☆彡
KIKOがまだ組踊に開眼する前、
英治先生の研究所生徒として、毎年恒例の国立劇場おきなわ公演に
参加している時、
知らない曲や、はじめて見る聴くセリフ回し、所作、
まったく知らない組踊の世界を、英弦会公演でみてましたところ
伊波貞子さんのような、世界を包み込むスゴイ歌唱が聞こえてきました。
「誰?誰?」と目を皿のようにして探しましたら
それは内間悦子先生でした。
徐々に交流を深めていただくなかで
八重山民謡の師範でもあることを聴き納得。
八重山の発声・発音は、古来からのウタが本来もつ
癒し、またコミュニケーション力を残しています。
わたしの直接の先生ではないのですが
古典音楽における女性の発声について悩んだ時
とてもとても参考にさせていただいています。
(そもそも古典音楽は侍(男性)の世界ですからね)
凜としながらもたおやかな悦子先生のヴォーカルは
KIKOにとってのアイドル歌手なのです°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
英弦会組踊での女性リーダーでもあり、
今年から組踊公演をご一緒させていただき
チョー嬉しいのです💖
17日のライブでは
「第14回全島とぅばらーま大会優勝」の栄冠を生かして
熱唱を聴かせていただけます💖
プレッシャーを感じてますが・・・
うれしくお囃子を入れさせていただきます!!
仲宗根宗清さん☆彡
はじめてお唄を聴いたとき、
「か、嘉手苅林昌さん?!」と目を疑いました。
新曲を吹き込むなどの芸能活動をしない方なので
お名前が広くは知られてないですが、
琉球民謡協会でも役職をつとめられている偉人です。
近年は民謡酒場でのステージもたくさんはされないので
唄を聴く機会がさらに減り、伝説の人物。
嘉手苅さん仕込みの華麗な名人芸
また噂にきく嘉手苅さんの飄々とした列伝
その影響を受けているかの、不思議なライフスタイル
だけどそこから伝わってくるのは
コザで流れていた、ゆったりまったりの三線時間♪
この輝きに伴奏させていただくのも光栄なことです♪
登川流を破門されたとき
「んじゃ、ウチとこの先生になりなさい」と言っていただき
宗清先生のアドバイスの元、教師免許を受験し
今年は師範免許にも合格させていただきました!\( ‘ω’)/
かくして、登川流を勉強しながら、
嘉手苅さんの影響も強いなんた浜で働き、
なんた浜で生前の誠小先生とも遊びながら、
結局は、元は嘉手苅流である「琉球民謡弦生会」の師範
となったKIKO。
これはある意味すごく「コザ」な生き方?!
・
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三線を通して、平和や平和への道筋を表現できるってほんと最高なこと。
災害や病、人間の懊悩にも果てはなく、まだまだ悩み深い世の中ですが、その中にあっても、何が大切なのか、どこを向いて進むべきなのか、名も知らぬたくさんの先達に磨き抜かれいまに残った珠玉の歌たちを唄い、三線があって・ウタがあって・この世には音楽があって良かった、と、ともに感謝できる最上の喜びを、どうか受け取りにいらしてください。
10月17日限りのKIKOのコザの夜
思いはほんとに深い
語りつくせません
こんなに長い文章を書くことになるとは・・・
全部読んでいただいている目の前のあなたは
相当なコザファン、三線ファンの方ですね(^_-)-☆
15年のコザ生活、三線の世界を学びつつ、あんなこともありました、こんなこともありました、KIKOが青春を過ごした「コザ」の「なんた浜」でぜひ会いましょう!
コザのみなさん、コザが大好きなみなさんのお越しをお待ち申し上げております。
記
KIKO CDアルバム「琉宝歌-りゅうか-」発売記念ライブin KOZA!
2019年10月17日(木) 20:30開演(19:30開場)
中の町社交街・民謡クラブなんた浜 沖縄市上地1-15-12 電話098-932-5930
2500円(「琉宝歌」CD付)(前売り購入の方は+おつまみ付)
要ドリンクオーダー別途
□特別ゲスト 「ちむがなさ節」「愛の村情話」「ホームの母」饒辺愛子
「国指定重要文化財組踊保持者・沖縄伝統音楽野村流/湛水流保持者」島袋英治
「八重山古典民謡伝統協会師範・琉球古典音楽野村流音楽協会師範」内間悦子
「チョンチョンキジムナー」「トゥルルンテン」「照屋政雄三線店」照屋まさお
「琉球民謡弦生会名誉会長」「廃藩ぬサムレー」仲宗根宗清
□舞踊ゲスト 「宮城流豊舞会師範」小嶺和佳子さん
以上
入場チケットはKIKOまたは「民謡クラブなんた浜」にて発売中!
新CD「琉宝歌」(2000円)が付いて2500円で入場できます(ドリンク別)
前売りで購入の方にはおつまみも付いてきます。
CDはチケット購入時またはライブ当日に引き換えできます。
民謡クラブなんた浜 月木定休日 20:30~3:30営業
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