とある沖縄民謡歌手KIKOの日常 ーKiko Okinawaー

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なんた浜は与那国島のビーチ 民謡クラブなんた浜は沖縄本島中部コザの街中!  「なんた浜」歌詞掲載

 

 先週、にっぽん丸クルーズで与那国島へ初上陸が叶いました!!

といってもステージをしにすぐ船に戻らなくてはならないので

ほんの45分ほどの上陸でした。

 

東と西の岬、与那国馬、海底遺跡、、、見たいものはたくさん

しかし何を差し置いても、したかったこと

それは

「なんた浜」へ行ってみること!(⌒∇⌒)

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photo by Chihiro Yokokawa Apr. 2019

 

ご存じわたくしKIKO、現存する沖縄最古の民謡クラブ

「なんた浜」のステージに立ち15年になります。

今をさかのぼること20年前

一番最初に購入した沖縄民謡CDに収録されていて

一番最初に好きになった沖縄民謡曲

それは、饒辺愛子さんの唄う「なんた浜」でした。

 

一般的な沖縄民謡曲が100%沖縄語で歌われるのに対して

日本語だから内容に見当がつけやすかったこともありますが

輝く沖縄の青い海をおもわせる琉球音階、

波に気持ちよく揺られるようなリズム

美しい自然の中に美しく小さく居る人を謳う歌詞

ニライカナイへ連れて行ってくれるかのような

澄み切った饒辺愛子さんのヴォーカル

・・・・恋に落ちました。

 

2000年頃、初めて訪れた民謡クラブもなんた浜

2005年からはこの店のステージのレギュラーに。

 

とてもとても想い入れ深い「なんた浜」

ずっと憧れを抱いておりましたが・・・

なかなか与那国島まで行くご縁がなく

20年の時を経て、やっと今回たどり着けました!

しかも港で通船を降りて、下船した途端に雨があがり

徒歩3分で到着できるという奇跡!!

 

唄通りの白浜

防波堤ができてるものの、澄んだ水✨

時間がないので、なんた浜でなんた浜を唄ったり

ビデオ撮ったりして、ほぼここだけの上陸でした()

でも悔いはありません♪

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photo by Chihiro Yokokawa 2019

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photo by Chihiro Yokokawa 2019

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Nanta Bridge, Yonaguni Island



 

ナンタ橋。そう「ナンタ」は「波多」と書くのですね。

与那国島は「ドゥナン」の島とも呼ばれたそうで。

海流が激しく、「渡」るのに困「難」な「渡難-ドナン-」の島

あまたの荒波を乗り越えてドナン島に着き、

波が多いナンタ浜ではどのようなドラマがあったでしょうか・・

 

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ウミガメが産卵に来るらしい。ポケモンGOが教えてくれました(⌒∇⌒)

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なんた浜歌碑のそばには長命草群生。さすが与那国名物。

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なんた浜歌碑。文字面が白くて読みづらいですが、一番が掲載されています。





 

 

「なんた浜」 

作詞・宮良高夫 作曲・宮良長包 唄・饒辺愛子

 

波の花咲き 船足軽く 片帆ちらちら 月影のせて

黄金白金 くだくる波に ゆらるる夢は あのなんた浜

あのなんた浜 イヤホ あのなんた浜

 

夜明けほのぼの 空晴れ渡り 

八重の潮路を 乗り切りゆけば

なんた白浜 アダンの影に 笑いこぼれて 船まつ人よ

船まつ人よ イヤホ 船まつ人よ

 

赤い鉢巻 花染模様 誰が染めたか 千鳥が鳴くよ

今宵夜すがら そよ吹く風に 浜の早乙女 髪ふり乱し

髪ふり乱し イヤホ 髪ふり乱し

 

船路わびしき 出船の宵は 

ほろりほろほろ 片帆をぬらし

なんた白浜 沖吹く風に 流れてひびき かなしき歌よ

かなしき歌よ イヤホ かなしき歌よ

 

 

通常は3番まで歌われます。

4番はほぼほぼ私ですら聴いたことがありません。

50数年前の饒辺愛子さん歌唱の、沖縄県内大ヒットバージョンは

喜納昌栄さんのアレンジによる、ガールズグループのコーラスが

入っているのですが・・

返しの唄は宮良長包さん作曲のオリジナルバージョンには無いとのことで

なんた浜ではコーラス無しで唄われます。

本人饒辺愛子さんにリクエストもできますが

不在の日はKIKOはじめ全員が唄うことができます♪

リクエストお待ちしております♪

 

明日4月26日もKIKO出演あります。

GWは5月3日金曜日に出演します。

どうぞ唄を聴きに、遊びにいらしてくださいね(^^)/

kikookinawa.hatenablog.com

 

 

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